社員一人ひとりを写した写真が印象的なスペース。

期待を超える「感動体験」を届けるために

動画配信サービスのリーディングカンパニーとして、多様なコンテンツを提供してきたHJホールディングス。日本でのサービス開始から10年が経過した現在も、Huluは世代を超えて広く親しまれている。

 

――御社が提供するHuluの強みは何でしょうか?

 

Hさん 動画配信で最も重視されるのはコンテンツです。私たちは「優良で良質なコンテンツ」にこだわり、プロが手掛けた品質の高いコンテンツをセレクトして配信しています。

 

Kさん 日本テレビグループに属しているので、日本テレビのコンテンツを提供できることも強みの一つです。また、ドラマのシーズン1を地上波で放映した後、シーズン2、3をHuluで配信したり、地上波で放映したドラマのスピンオフ作品を配信したりもしています。

 

Hさん 大人向けの作品が表示されないキッズページもあり、お子様だけでも安心して視聴できる環境が整っています。そうした配慮も、お客様の信頼につながっているのではないでしょうか。この10年、長くファンでいてくださるお客様も多くいらっしゃいますし、幅広い年代にご利用いただいています。

 

――事業を進める上で、大切にされている思いについて教えてください。

 

Hさん 弊社は、「かけがえのない時間を届け Happyな世界をつくる」ことをミッションに掲げています。毎日がもっとHappyに、豊かなものになるよう、Huluを活用していただきたいと思っています。

私たちがめざすのは、そこに行けばなんでもそろう安心感と便利さを兼ね備えた、百貨店のような存在です。動画のラインナップの豊富さはもちろんですが、お客様の期待を超える感動体験をつくり出すことを重視しています。Huluを軸に、今後はさらに様々な方向にサービスを展開していきたいと考えています。

フラットな社風に根付く「挑戦」の姿勢

動画配信サービスは、いまや日本人のライフスタイルに広く浸透している。移り変わりの激しい業界で安定したサービスを提供してきたその背景には、変化を恐れずに挑戦しつづける企業文化があるという。

 

――御社ではどんな方が活躍されていますか?

 

Kさん 環境が変化するスピードが速いので、変化を恐れずに挑戦しつづけられる人ですね。そして、Huluというサービスやエンターテインメントが好きで、皆さんにHappyな時間をお届けしたいという強い気持ちを持つ人が活躍しています。

 

ーー変化を恐れずに、挑戦しつづける。変化もですが、失敗を恐れてしまいそうです。

 

Kさん 弊社には「行動すること」自体が評価される環境があります。社員の挑戦を歓迎する風土が社内に根付いているので、はじめてでも仕事を任せてもらえます。例えうまくいかなかったとしても、反省してそこから学び、次に生かすことがとても大切なんです。それが成長につながりますから。

 

例えば、2020年6月から開始した都度課金制サービス「Huluストア」も、そうした挑戦の一環です。定額制見放題に未登録の方も含め、見放題ではお届けできない作品をレンタルもしくはご購入いただけます。Huluストアを開始したことで選択肢がさらに増え、これまでご提供が難しかった最新の映画作品や海外ドラマの最新シーズンなども楽しんでいただけるようになりました。

 

Hさん そうした社員の挑戦を支える土台として、「一人ひとりの意見に耳を傾ける」カルチャーが弊社にはあると思います。性別はもちろん、入社後の年数にも関係なく、誰であってもそれぞれの意見を尊重します。個人の価値観を重んじる文化がしっかり根付いているので、ミーティングでも臆することなく、みんな自由に意見を述べ合います。上下関係から生じる遠慮もありませんし、社内の意思決定も迅速です。

 

――お話をお聞きしていても、和気あいあいとした社内の雰囲気が伝わってきます。 

 

Kさん とてもフラットな雰囲気ですね。役職名で呼ぶことはありませんし、社員同士は基本的にファーストネームやニックネームで呼び合っています。男女比は6:4とほぼ同数で、部長やシニアマネジャーなど管理職の35%が女性です。出産後も働きつづける人が多いですし、男女の別なく活躍できる職場だと思います。

 

オフィスのデザイン自体もフラットで、社長を含めた役員も、個室ではなく同じフロアで仕事をしています。ですので、その場で声をかけて話ができますし、相談も気軽にできます。

東京汐留にある、HJホールディングス本社オフィス。眺めのいい会議室や、タイルが印象的なリフレッシュスペースなど、よりよく働ける要素が満載である。

――自然なコミュニケーションが生まれそうなオフィスですね。

 

Kさん フリーアドレスを採用していて、フロアごとに少しずつコンセプトを変えています。ミーティングができるエリアや、一人で集中して作業するためのエリアなど、状況や気分に合わせて最適な環境を選べるよう工夫しています。ちなみに、フリーアドレス席には、シングルやワイド、2画面連結などいろんなタイプのパソコン用モニターを設置しているので、作業内容によって使い分けることができるんですよ。

 

ーーリモートワークは導入されていますか?

 

Kさん コロナ禍の影響もあって、現在はリモートワークとオフィスワークを併用しています。コアタイムを設けないフレックスタイム制も導入していますし、それぞれの生活スタイルに合わせた働き方ができているのではないかなと思っています。ただ、弊社では出社時の対面コミュニケーションから生まれるシナジーも大切にしているので、コロナ後にはオフィスワーク率が6割程度に落ち着くだろうと考えています。

しっかり働き、しっかり休む

――社員の方々の評価はどのような基準で行われていますか?

 

Hさん 人材育成を主眼に置いた評価を行っています。通知表をつけるためのものではなく、目的はあくまでも社員の成長に伴う企業の成長です。この会社でいかに活躍し、長く働いてもらえるかを重視しており、成果と行動、両面の評価とフィードバックを通じて成長を促します。集合研修やEラーニングなども実施しています。

ミーティングスペース。日々様々なアイデアがここから生まれている。

――福利厚生についてはいかがでしょう。特徴的な取り組みはありますか?

 

Hさん 一般的な年次有給休暇とは別に、病気のための有給休暇も年間で20日ほど設けています。家族が病気になった場合も使えますし、コロナ禍ですと保育園が休園になって社員が休まなければならないときや、ワクチン接種後の調整日などにも利用できます。

 

Kさん 個人的には、フリードリンクがお気に入りです。各フロアに設置されている自動販売機や冷蔵庫のドリンクは、すべて無料で飲むことができます。コーヒーマシンも完備されていますし、社外のお客様にもご利用いただいており、とても好評です。

 

年次有給休暇については、みんな上手に使い切っていますね。弊社には、しっかり仕事をしてしっかり休むという風土がありますし、業務が終わればサッと帰っています。

 

――お休みに関する制度がとても充実していますね。

 

Hさん 育児休暇については、男性も取得しています。男女関係なく当たり前の権利ですからね。

 

Kさん あとは、日本テレビの社内食堂を利用できるのも、グループ会社ならではのメリットでしょうか。

 

――社内の交流についてはいかがですか?

 

Hさん 以前は、3カ月に1回ぐらいのペースでみんなでカフェテリアに集まって、お酒や食事を楽しんでいました。Year End Partyも開いていました。

 

Kさん コロナ禍の現在は、オンラインで歓迎会やパーティーを開催しています。同じ空間で楽しむことはできませんが、社員から聞いたおすすめの飲み物やお菓子を人数分用意して、離れていても場の空気を共有できるよう工夫しています。Huluの1年を振り返る動画を制作して、流したりもしました。

打ち合わせなどに使用しているミーティングスペース。

業界のトップを走る企業でありつづけたい

一人ひとりの声を大切に、事業を展開してきたHJホールディングス。今後、どのような未来を描いていくのだろうか。

 

――フラットな雰囲気で、意思決定はスピーディ。とてもメリハリのある職場だと感じました。

 

Hさん 変化のスピードが激しい業界なので、どんどん挑戦していかないと生き残っていけません。私たちも社員の挑戦を支えるため、働きやすい環境を実現するために、一丸となって取り組んでいきたいと思っています。

 

――最後に、今後の展望について教えてください。

 

Hさん 私たちがめざすのは、動画配信、そして配信プラットフォームの中でも、しっかりとトップに位置付けられる企業でありつづけることです。そのために、より幅広い年代のお客様にご利用いただきたいですし、同時に、お客様の声を反映させたコンテンツ配信などを通じて感動をお届けし、世の中を幸せにしていきたいです。

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取材のウラ側

近年、ますます需要の高まりを見せていた動画配信サービス。コロナ禍の現在は、ステイホームを充実させる上でも欠かせないものとなっている。業界内では厳しい競争が続いていると思われるが、HJホールディングスの社内の雰囲気は和やかでとても明るい。良質なコンテンツ制作に向け、社員同士の垣根を意識的に取り払う工夫と、自主性を重んじながら能力を伸ばす仕組みが徹底されているのだろう。「これまでの人生で、今が一番成長している」という印象的な発言もうなずける。顧客に長く支持されつづける理由を実感できた取材であった。