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株式会社ネットプロテクションズ
株式会社ネットプロテクションズは、B2C向けの後払い決済サービス、およびB2B向けの決済代行サービスを提供する企業です。平均年齢が30歳程度と若いメンバーで構成され、マネージャーのいないフラットな組織を運営しているユニークな企業です。
Official Site後払い決済サービスのリーディングカンパニーである株式会社ネットプロテクションズは、転職・就職のための情報プラットフォーム「OpenWork」において約18万社の中で総合評価ランキングTOP10入りするなど、求職者の多くが働きたいと感じる注目企業です。その秘密は「ティール組織」というフラットな組織運営と、社員一人一人の個性や挑戦を後押しする独自の仕組みにありました。 今回は、同社で活躍するアライアンスセールス担当の寺本睦美さん、B2Cセールス担当の齊院菜月さん、マーケティンググループの中利彩乃さんに、実際の働き方や制度の魅力、そして企業理念がどのように日々の業務に生かされているかを聞きました。
目次

じっくりと対話ができる採用面接
——はじめに、皆さんの自己紹介と、入社のきっかけを教えてください。
寺本:主に営業担当としてパートナー企業との協業による加盟店拡大に取り組んでいます。そのほか、社内ワーキンググループ(WG)でも活動しています。入社したきっかけは、最初はエージェントの紹介でしたが、話を聞いていく中で会社のカルチャーに惹かれました。私は大学で作曲を学んでいて、音楽を続けていきたいという思いがあったんです。個人でやりたいことがある中、仕事をしっかりこなすという前提のもと、個性として認めてもらえる会社に入りたいと思っていたので、そこがフィットしたのが大きかったですね。今も副業として音楽に関わる仕事を継続しています。

齊院:現在は「atone」という通販・実店舗向け事業のカスタマーサクセスチームのリーダーを務めています。既存店舗のフォローやアップセルを担当しつつ、サービス開発側のCS部門やユーザー向け企画部署も兼務しています。私は組織の考え方に惹かれたのが決め手となりました。就職活動では特にやりたいことが明確にあるタイプではなかったので、自分が心地よく頑張れる雰囲気の会社で、やりたいことが見つかるまでしっかり力をつけたいと思っていました。面接で関わった方々を通じて、若くても事業全体を管理するようなキャリアを築くことができたり、自分がやりたいことをどんどん後押ししてくれたりする会社だと感じました。

中利:広報担当として、メディア対応や自社・サービスに関する情報発信が主な業務です。私は面接を受ける中で当社の魅力を感じ取りました。当時の新卒採用では90分の面接が3回あったのですが、その中で面接官やリクルーターの人柄から社風を知ることができて、いろいろな人の思いを大事にしている会社だと感じ、そこに惹かれて入社しました。

未経験でもやりたいことに取り組める風土
——どのような部分に仕事のやりがいを感じていますか?
寺本:枠にとらわれず、未経験でもどんどん取り組める環境があることが一番のやりがいです。もちろん最初は戸惑いもありましたが、先輩が丁寧に教えてくれたり、困った時には必ずフォローしてくれたりするので、仕事を止めることなくしっかりキャッチアップできました。
一例を挙げると、ECシステムとのAPI接続プロジェクトにおいて、営業提案から実際のシステム接続完了までプロジェクトを統括するポジションで関わりました。それをやり遂げた時の達成感は大きかったですね。
齊院:私は新卒入社5年目になりますが、本当に毎年新しい挑戦の機会をいただいています。セールスという部署にいながら、サービスの企画やチームリーダーとしてのマネジメントなど、営業スキル以外の分野でも学びが多いです。
特に印象深いのは、新しいサービス機能をお客様に実装してもらうプロジェクトです。開発が伴うのでリードタイムが長いのですが、その分のやりがいは格別です。また、実装して終わりではなく、その後のフォローアップも大切にしており、お客様から「売り上げを伸ばしたいけど、どうしたらいい?」などと相談してもらえる関係性を築けた時が嬉しいですね。


——齊院さんは複数の部署を兼務されていますが、それはどのような経緯で?
齊院:既存顧客のことを分かっているという理由でプロジェクトに呼んでいただくこともありますが、ほとんどが自分から望んでの兼務です。既存のお客様のことを一番分かっているという理由で企画プロジェクトに呼んでいただいたり、サービスの理解を深めたいという思いで個人ユーザー向けの企画開発に参加したりしています。半期に一回の評価面談で「次はこういうチャレンジをしたい」と相談しながら、次の挑戦機会を与えていただいてます。
挑戦を支える3つの制度
——そうした挑戦をサポートする制度などについて詳しく教えてください。
中利:特徴的な制度が3つあります。まず「Natura」という独自の人事評価制度です。これは360度評価方式で、上司だけでなく業務で関わる同僚全員が評価を行います。評価結果は5段階のバンドに反映され、全社員に開示されているため、透明性と公平性が担保されています。
2つ目が「WG(ワーキンググループ)」です。通常業務を持ちながら、希望者は業務時間の20%を目安に、自分が興味を持っているプロジェクトに参加できます。
3つ目が「ビジョンシート」という制度です。将来達成したいことを記載するシステムで、半年に一度、全社員に共有されています。自分の将来像を明確にし、それをもとに対話を通じた人事配置を大事にしています。部署異動の希望なども記載でき、個人のやりたいことと会社の利益が一致すれば積極的に応援する社風があります。

——寺本さんはWGに参加されているとのことですが、具体的にはどのような活動をしていますか?
寺本:私は「ファミつくWG」に所属しています。これは、部署や年次を超えた少人数のグループ「ファミリー」を作り、交流を深めていくというものです。数カ月に1度のペースでWGから予算を出して「ファミリー」毎に食事に行ってもらったり、、イベントを企画したりしています。自分の業務だけでなく、会社の組織作りや風土作りにも携わりたいという思いから参加しました。ファミつくは現在6人程度で活動していて、全社では11のWGが存在しています。


本当に「フラットな組織」だった
——入社前後でギャップを感じたことはありますか?
寺本:逆にギャップを感じなかったのが驚きでした。面接でフラットな組織と聞いていましたが、実際に入ってみて本当にフラットなんだと驚きました。上下関係で「これをやりなさい」という指導をされたことがなく、「どうしたら良いか」私の意見を聞いた上で一緒に考えてくれる環境があります。また、後輩から先輩に対しても「これはこうじゃないですか」「そうだね」といったコミュニケーションが当たり前に行われています。会社を良くするために意見を出し合える環境が整っているんです。
齊院:面接では若い年次でもチームリーダーを任されている印象がありましたが、実際にこんな機会も与えてくれるんだというポジティブなギャップがありました。「こういうキャリアを積みたい」と発信した時に、背中を押してくれるカルチャーがあります。


——働きやすいと感じる点について教えてください。
寺本:働く時間や場所を自由に選べることです。お子さんがいる方も、保育園のお迎えなど育児の予定に合わせて柔軟に働かれています。自分の仕事をしっかりできるという前提があれば、本当に自由度高く働けます。
齊院:ライフスタイル、ライフステージに合わせた働き方ができるという点は大きいですね。私のチームは若い新卒メンバーが多いので、あえて週に数回の出社推奨日を設けています。分からないことも多い新入社員が、わざわざテキストで連絡しなくても、隣で気軽に先輩などに話しかけられる状況を設けています。


——社員が働きやすい環境作りという点で、オフィスはどのように機能していますか?
中利:オフィスのコンセプトは「Activity Based Talking(ABT)」といって、「働く」というよりも「アクティブに話す」ことを重視しています。それによってさまざまな人とのコミュニケーションが生まれ、周囲や会社全体をよく知ることができると考えているからです。
執務エリアはフリーアドレス制を採用しており、目的に応じて働く場所を選べます。そのほかにも、集中したい時は個人ブース、チームでクリエイティブに議論したい時は畳とちゃぶ台のあるリラックススペースなどと、場所を使い分けて仕事をする社員も少なくありません。
オフィスの中で特徴的なのは、執務エリアの周囲をベンチが一周囲んでいることでしょうか。そこで軽い打ち合わせや面談をしたり、気軽に雑談したりできます。
働きやすさを重視した設計のオフィスと、働きがいやモチベーションを保つ企業文化や組織制度が、上手く親和しています。



——社員同士の交流を促進する取り組みはありますか?
中利:年に複数回社内イベントがあります。例えば、半期に一度の全社キックオフでは、会社のビジョンや各事業部の方針を共有し、その後懇親会も行われます。また、「社長座談会」という取り組みがあって、新卒・中途社員が入社後半年から1年の間に社長と対話をする機会を設けています。
齊院:社長座談会では、普段の業務や悩みを共有して、社長から直接アドバイスを受けられます。質問に対して高い視座での回答をもらえるので、「私の悩みはちっぽけだったんだな。もっと頑張ろう」と思えたり、自分が携わっているプロジェクトの価値を全社視点で再認識させてもらえたりする貴重な機会です。
OpenWorkで高評価、なぜ?
——会社の社風について、どのように感じていますか?
中利:ミッション、ビジョン、バリューがすごく浸透している会社だと思います。ミッションは「つぎのアタリマエをつくる」、ビジョンは「ひとの可能性をひらく」、バリューズは「本質を探り、変化し続ける」です。事業においても組織においても、これまでの常識にとらわれない新しい選択肢を生み出して、社会と人々の可能性を広げていこうという意思を表しているわけですが、実際にそう信じている社員が集まっていると実感しています。
齊院:考えることが好きな人が多いというのも特徴ですね。ミッションにある通り、既存のルールが本当に今の状況に合っているのかを疑う姿勢を大事にしています。変化を柔軟に受け入れて、本質を考え続けることが好きな人が集まっている会社だと感じます。そして、それを健全な議論として行える環境があります。
——OpenWorkで高評価を獲得していますが、その要因をどう分析されますか?
中利:当社は総合評価ランキングで6位から8位の間をずっとキープしています。特に「風通しの良さ」「20代成長環境」「社員の相互尊重」の項目で高評価をいただいています。社員がやりたいことに挑戦させてくれるだけでなく、裁量権を持たせつつもしっかりサポートしてくれる環境があることが大きいと思います。
360度評価の項目にも「育成力」があり、先輩として後輩を指導するだけでなく、先輩に対しても提言できているか、関連部署のメンバーにもアドバイスできているかなど、さまざまな角度から評価されています。社員同士で成長を支援し合うWin-Winな関係ができています。
齊院:あとは、ティール型組織を採用していて、自己実現が会社の力になるという考え方が根付いている点も大きいと思います。ビジョンシートや定期的なフィードバック、面談を通じて、自分のキャリアがどう会社のためになっているかを考える機会が多く設けられています。会社のことを考えながら自分のことも考えられる風土が整っているのは、働く上で非常に魅力的だと感じています。

——ありがとうございました。
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取材のウラ側
OpenWorkでは社員の方々から高い口コミ評価を受けており、その内容が本当なのか気になるところでした。実際に社内を訪問してみると、その理由がよく分かりました。オフィス内では、和やかな雰囲気の中でコミュニケーションを取りながら仕事を進める様子や、それぞれのスペースで集中して業務に取り組む姿が見られました。また、ランチタイムには楽しそうに会話を交わす社員の方々の姿も印象的で、職場全体が活気にあふれている印象を受けました。インタビューを通しても、多くの方が「やりたい仕事」に前向きに取り組んでいる様子がうかがえ、口コミ通り、生き生きとした職場であることを実感できた取材となりました。
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